一般的なFBA販売では、商品を大量に仕入れることで商品1個あたりの単価を下げ、利益を獲得します。一方、このホリゾンタル型では、各商品毎に利益が取れるかどうかを確認し、1品のみの仕入れをします。そして、その商品が販売された際に再仕入をします。基本的にはこの作業の繰り返しになります。その中で、

  • 他のセラーの出現により販売価格が下がり利益が出なくなった。
  • 日本での販売価格が上昇した。
  • 商品自体が売れなくなってきた。

このような要因のもと、利益獲得が望めない商品が出てきたら、その商品の「再仕入れ」をやめてしまえばいいのです。他に仕入対象の商品はごまんと存在しますので、全く問題ありません。

ホリゾンタル型では、最初にASINを大量収集しプールします。そのプールした大量ASINの仕入判断基準となる情報(日米販売価格・セラー数・販売個数等)を仕入の度に抽出・更新します。

そして、その中で「仕入対象」と判断された商品を利益率の高い方から順に商品を機械的に、投資額分仕入れていきます。このように納品後の在庫リスクを負うことなく、効率的にAmazon輸出を実施、安定した利益の計上を実現した輸出法のがこのホリゾンタル型Amazon輸出になります。

「Q&A」で詳細をご説明していきましょう

  • じゃあ、どんな商品を対象にするの?
  • 1つ1つ商品の売り上げを管理して仕入・梱包・発送を繰り返すなんて、想像しただけで面倒すぎる!
  • 1品仕入で利益を得られる商品なんて、すぐ他のセラーに真似されてなくなってしまうのでは?
  • そもそも、そんなにうまくいくの?

「ホリゾンタル型」の理屈を聞いて、これらのような疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか?ご安心ください。以下ひとつずつ順にお答えしていきましょう。

どういう商品を仕入れの対象とするのか?

まずは、どういう商品を仕入の対象にしていくのかをご説明していきましょう。仕入対象となる条件は3つあります。以下がその3つの条件です。

  1. 日米Amazonで十分に利益が見込める価格差があること
  2. ここ数か月で販売実績があること
  3. 月あたりの販売個数とセラー数のバランスがとれていること(月あたりの販売個数>FBAセラー数)

1.日米Amazonで十分に利益が見込める「価格差」があること

1つずつ順を追って説明していきましょう。まずは「価格差」です。すなわち、日本で仕入れをしてアメリカで販売する際、そこに「利益」が生まれるための十分な価格差があるかどうかということです。例を挙げてご説明しましょう。(以下2つの商品を例に挙げさせていただきますが、コンサル受講者の市場を守るため、いずれも「仕入対象外の商品」となります。ご了承ください。)

ARUScom

こちらの商品はアルス社の剪定(せんてい)ばさみです。

この商品は日本のAmazon(2015.9.1時点)にて2,909円で販売されています。一方、アメリカのAmazon.comでは、39ドルで販売されております(画像をキャプションした際には、$41.35+送料の設定をされている無在庫セラーがカート取得をしていました)。では、この価格差が利益獲得に足るものかを計測してみましょう。

こちらFulfillment by Amazon Revenue Calculatorは、Amazonが提供しているAmazonのFBA販売をした際の各手数料を計算するためのサービスです。

当商品を39ドルでFBA販売した際、手数料の総額は8.53ドルとなり、その差額として30.47ドルがAmazonからセラーに支払われることになります。

1ドルあたり120円と換算した際、30.47ドル×120円=3,656円が支払われることとなります。つまり、この商品を日本で仕入れ、アメリカで販売した際に、3,656円-2,909円=747円、つまり利益が747円となります。したがって、当商品は第一の条件「価格差」をクリアしているといえます。

桜井 裕二桜井 裕二

もちろん、この747円がそのまま利益になるわけではありません。ここに海外送料や関税等の利益減少要素、そして、消費税還付やギフト券やクレジットカードのポイント還元等利益増減要素を加味する必要が出てきます。

これらの要素はセラー毎に異なりますが、これらを加味したうえでも、この商品は500円程度の利益をもたらす商品と言えそうです。

2.ここ数か月で「販売実績」があること

日米間で十分に利益が見込める価格差があったところで、その商品がアメリカのAmazonで売れていなければ、仕入・納品をしたところで利益が生じることはありません。そこで、当商品がアメリカのAmazonで売れているかどうかを確認する必要があります。

それを判断する材料になるのが、Amazonの商品ランキングチェックツール(サイト)上で確認ができるランキング変動回数です。

Amazonランキングの変動理論についての説明は割愛させていただきますが、ご存じのとおり、グラフ上でランキングの上昇の山が生じた際、商品が売れたとカウントします。では、この商品はどうでしょうか?モノレートで確認してみましょう。

アルス社の剪定ばさみの販売実績をグラフで確認してみたところ、グラフの変動がたくさん存在しているようで、ここ3か月間、継続して一定数が売れていることが確認できます。よって、このアルス社の剪定ばさみは、「販売実績」の条件をクリアしている商品と判断することができるでしょう。

桜井 裕二桜井 裕二

モノレートで商品の販売数が十分か否かを判断する方法は、こちらのページ:モノレートUS(amashow)で商品の売れ行きを確認する方法を大公開!でご紹介しています。

3.ひと月あたりの販売個数とセラー数の「バランス」がとれていること(ひと月あたりの販売個数>FBAセラー数)

最後に、ライバルFBAセラーとひと月あたりの販売個数の「バランス」を確認します。ホリゾンタル型では基本的に、1か月以内に売り切ることができると判断した商品のみを仕入対象とします。そのためには、FBAセラー人数がその商品のひと月あたりの販売個数を下回る必要があります。

よって、FBAセラー数とひと月あたりの販売個数を比較し、FBAセラー数がひと月あたりの販売個数よりも少ないかどうかを確認する必要があります。

アルス社の剪定ばさみを見てみましょう。先ほどのモノレートのグラフより、当商品はひと月あたり6個売れていると判定しました。一方、この商品のFBAセラー数は、現状(2015.9.1時点)で5人います。

桜井 裕二桜井 裕二

FBAセラー人数は、カート下のOther Sellers on Amazonの最下部、××new from $××のリンクから遷移するページのURLに&shipPromoFilter=1をつけることで簡単に確認することができます。

よって、この商品は仕入・納品した際、自分を合わせた6人のセラーで6回/月の販売枠をシェアすることになりそうです。したがって、ひと月あたり1回の販売が見込めそうなので、この商品は販売実績とセラー数バランスの条件をクリアすると判断することができます。

このように、以上3つの観点から仕入対象か否かを判断いたします。

桜井 裕二桜井 裕二

実際のホリゾンタル型Amazon輸出では、さらに厳密に選定基準を設定しております。ですが、おおまかな理論は上記のとおりです。詳しくはホリゾンタル型Amazon輸出コンサルティングのページをご確認ください。

先ほど仕入対象となる主な判断材料3つをご紹介しましたが、もちろんこの3つを全て手作業で確認するわけではありません。ホリゾンタル型では、これらの必要情報を全て仕入れ前にツールにて入手します。

そのためにまずは、一定の条件を満たすASINを数万個程度入手し、ツールに設定しておきます。後は仕入前にツールを稼働させ、各情報を抽出するだけで仕入対象商品一覧が表示される仕組みになっています。

1つ1つ商品の売り上げを把握し、リピートするのは手間がかかるのでは?

仕入の判断基準とその判断をするためのツールがあることは分かったけど、毎日売れた商品を確認し、再購入する作業が大変なのではないか?このように思われているのではないでしょうか?そんなことはありません。

Amazon.comのセラーセントラル上から商品の販売情報を一括でダウンロードすることができます。これをツールにアップロードするだけで、前日との在庫の差を割り出し、売れた商品、さらにはその中から利益が取れている商品を瞬時に割り出すことが可能です。

利益が取れている販売済みの商品が確認できたら、後はツールから各商品のURLを表示し、それらの販売価格を確認してカートに入れるだけです。個々の商品をカートに入れるだけの作業なので1つの商品仕入れにかかる時間は3~4秒/1商品。よって、日々リピート商品を再仕入れしたとしても、要するる時間はせいぜい20分程度となります。

そんな商品、すぐになくなってしまうのでは?

恐らく、このページの記事を読んだ多くの方がこのような思いを抱かれたのではないかと思います。ですが、そんな心配は全くもって必要ありません。

桜井 裕二桜井 裕二

ここからが重要なポイントになります!是非、じっくりと読み進めていただければと思います!

一般的なFBAセラーが仕入の対象とする商品はひと月に15~20個以上売れるヒット商品ばかりです。これらの商品はAmazonに登録されている全商品のうちのほんの数パーセント程度になります。もし、売れる商品がすぐに無くなってしまうのでは?と思われている方は、この狭い数パーセントのパイを巡る争いをイメージされているのでしょう。

ですが、ホリゾンタル型ではこれらの商品は初めから対象としません。主に対象とする商品はひと月に数個しか売れない、ヒット商品などと到底言えないような商品ばかりを対象とします。

これらの商品は、一般的なFBAセラーは基本的に仕入れの対象にしません。なぜなら、複数仕入をスタイルにしているFBAセラーにとって、ひと月に数個しか販売されないような商品は、在庫リスクの高い商品として認識しているからです。よって、これらの商品をFBA納品する人はほとんどいません。よって、月に数回、その商品が販売される際にあなたの商品を販売することができるのです。

月に20個以上売れるヒット商品が全体の4%しか存在しないのに比べて、この1~2個しか売れない商品層は、全体の約80%を占めると言われています。さらに、先ほど申し上げた通りこの層にアプローチしている日本人セラーは、現在ほとんど存在しません。

したがって、この月に数個のペースで販売される商品領域は「超・ブルーオーシャン」であるといえます。

そもそも、そんなにうまくいくの?

では、具体的な数字を用いてシミュレーションをしてみましょう。(以降、Amazon輸出を「投資」の観点からお話させていただきます。)

ホリゾンタル型に則った方法で商品の仕入れ・納品をした際、投資額の約54%を納品された第1週目に回収することができます。よって、20万円分の商品を仕入・納品した場合、納品された日から7日間で108,000円分が回収されることになります。

さらに、2週目に「18%」,3週目に「8%」,4週目に「7%」,5週目「6%」,6週目「3%」,7週目以降は平均して「2%」のペースで回収がなされていき、仕入から20週目(納品18週目)投資額の120%(仕入額20%分の利益が上乗せされた状態)で回収が完了(販売対象商品が全品完売)します。

上記のシミュレーション表をご覧ください。納品3週目から9週目までは「回収額<投資額」の状態が続きます。そして、10週目投資額=回収額となり、11週目以降にようやく回収額が投資額を上回り「利益」が発生します。

また、初回納品分の商品は20週目で回収が完了し、初回納品分の回収総額は24万円となります。以降、同じ要領で回収がなされていくことになるので、1回あたりの発送単位(シップメント)に梱包する商品の仕入れ総額が20万円の場合、利益は4万円/シップメントとなります。

よって、1か月=4.5週と考えた場合、ひと月あたり4万円×4.5回の発送=「18万円の利益が得られることになります。

さらに、仕入額20万×4.5=90万円の8%、90×0.08=「7.2万円」の消費税還付を受けることができますので、利益と消費税還付を合計してひと月あたり25万2千円の収益継続的に得られることとなります。

※1.もちろん、投資額を倍に増やせばその分、利益は倍の額になりますし、逆に投資額を半分に減らせば、その分利益はこの1/2の額となります。投資額によって回収額は変わりますが、回収率は変わりません。もしホリゾンタル型に興味を持たれた場合は、ご自身の資金を加味した上で毎週投資する額を設定いただき、その投資額に回収率28%を掛け、回収額を算出してみてください。

※2.こちらで提示した数字はこれまでの実績を参考に算出したものとなります。上記のパーセンテージより販売ペースや利益額が高い回もあれば、逆の回も存在します。その点ご了承ください。

※3.上記計算式にはコンサルフィーは含まれておりません。コンサルフィーは利益の20%と設定させていただいておりますので、実際に得られる利益は「20%(輸出収益)+8%(還付)」×80%=22.4%になります。※なお、このコンサルフィーの比率は、収益が上がるに従って下降修正させていただいております。

ホリゾンタル型の概要をご理解いただけたでしょうか?ホリゾンタル型の概要を知り、興味を持っていただいた方は、ぜひ以下「ホリゾンタル型Amazon輸出コンサルティング」のページより、コンサルティングの詳細をご確認ください。

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