Product-SKU

Amazon輸出に着手したばかりの初心者の方が必ず戸惑うのが、この「SKU (Stock Keeping Unit) /最小管理単位」の存在です。Amazonでは、予め各商品毎に固有のASIN(Amazon Standard Identification Number )が割り振られております。ですが、商品を販売する際、ASINとは別に商品毎に「SKU」を付ける必要があります。商品毎に製品の照会番号ASINが存在するにもかかわらずSKUを別途付ける作業に意義が見いだせないと考える方が多いようです。そこで、本日はASINとSKUの違いを比較しながらSKUの意味についてご説明させていただければと思います。

SKUの存在意義~同一商品も仕入値が変われば「別モノ」~

まずは、SKUの概要からご説明していきましょう。冒頭でも触れましたが、SKUは「Stock Keeping Unit」の略で意味は「最小管理単位」となります。これはAmazonに限らず小売業界でよく使われる単位で、型番をさらに「管理」のために細分化する単位として使用されます。

このSKUの説明時の例えとしてよく挙げられるのが「色違いの同一商品」です。例えば、型番が「T00SH01」のTシャツがあり、全4色で展開がされている場合、型番は全色同じ「T00SH01」となりますが、このままでは管理上都合が悪いので、型番とは別にT00SH01-R(赤)、T00SH01-W(白)、T00SH01-G(緑)、T00SH01-B(青)といった具合に色別にSKUを割り振り、管理の円滑化が図られます。

Amazon内にも、同型番で色違いの商品が存在します。ですが、Amazonにおいて私たち一般セラーにSKUでの商品管理システムが提供されているのは、こういった色別商品の管理のためではありません。では、なぜSKUは存在するのでしょうか?それは仕入時の条件によって同商品を別管理する必要があり、その上でSKUが必要だからです。

その「仕入れ時事情」の最たるものが「仕入値」になります。例えば、あなたが2,000円で「フィギュア001」を3つ仕入れたとします。このフィギュアを納品したところ、すぐに2つが売れたので、また「フィギュア001」を仕入れようと前回の仕入先を確認したところ、値段が変更されており、2,000円が2,400円になっていたとします。2,400円で仕入れてもまだ利益が取れる計算になるので、あなたはこの「フィギュア001」を1つ、2,400円で仕入れたとします。

このフィギュアを納品した後、あなたのインベントリーには2,000円で仕入れた「フィギュア001」2,400円で仕入れた「フィギュア001」が在庫として残っていることになります。この2つの商品を一緒くたに管理してしまうとどういう自体が起こるでしょうか?

Amazon上でこの「フィギュア001」のカート価格が「2,000円で仕入れた方が辛うじて利益を値段まで下がってしまった」とします。当然あなたもカートを取得するために「フィギュア001」の価格を下げる必要があるのですが、所有している2つの「フィギュア001」をカート価格まで値下げしてしまったらどうなるでしょうか?結果、2,400円で仕入れた方は販売後に損を被ることになってしまいます。この事態を避けるためには、2,000円で仕入れた「フィギュア001」についてはカート価格まで価格を下げ、もう一方の2,400円で仕入れた方については、損をしない範囲で価格を下げながら、カート価格が再び上昇するのを待つなど、同一商品でも仕入値毎に価格設定を変える必要があるのです。このように、仕入れ時条件によって同一商品を管理最小単位で分け、それぞれを管理することができるようにSKUは存在するのです。

SKUの存在意義についてご理解いただけましたでしょうか?次回はこのSKUの付け方についてお話しさせていただこうと思います。

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