桜井 裕二桜井 裕二

2017年11月更新
ペイオニアの料金設定が変更され、各種手数料が低く(もしくは無料に)なりました。現時点においては、手数料やサービス内容からもペイオニアがお勧めです!

Amazon輸出をするうえで欠かせないのが海外送金口座です。そして、Amazonエクスポーターのほとんどは、この2つの口座World first (ワールドファースト)とPayoneer (ペイオニア)のいずれかを使用しているのが現状です。

両者のサービス内容は「Amazonでの売上を受け取り、それを日本の口座に転送する」という大枠は一致しています。ですが「手数料のかかり方」や「オプションサービス」に若干の違いがあります。そこで、

今回はこの2つの海外送金口座の違いについてご紹介していこうと思います。これからこのいずれかを契約をしようとしていた方はぜひ、参考にしていただければと思います。

World first (ワールドファースト)とPayoneer (ペイオニア)の違いを比較する

では、早速両者の違いを比較してみましょう。

World first (ワールドファースト) Payoneer (ペイオニア)
Amazonからの入金手数料 無料
※転送金額が1000ドル未満の場合、30ドルの手数料がかかる
売上1%
(累計額$200000以上で無料)

無料
年会費 なし $29.95
なし
国内銀行への最低送金額 なし $500~
$50~
国内銀行への送金時の為替手数料 1~2%(金額によりレート優遇) 2%($500000~段階的に1.8~1.2%)
1~2%(金額によりレート優遇)
取り扱い通貨 USドル・ユーロ・ポンド・カナダドル USドル・ユーロ
USドル、ユーロ、ポンド、人民元
ATM&カード発行 なし あり(※カード保有の場合、年会費$29.95 )
ATM手数料 $3.15 or ?3.15
$3.15ドル、2.5ユーロ、1.95ポンド
ATM引き出し時の為替手数料 2.75~3%
3.5%
口座残高照会 Web:無料 Web:無料,ATM:$1 or 0.8ユーロ無料
結論から申し上げますと、圧倒的にWorld first (ワールドファースト)がお勧めです。以下にWorld first (ワールドファースト)をお勧めする理由をまとめましたのでご確認ください。
2017年11月更新

  1. World firstの場合、Amazonから転送用口座への振込手数料が無料であるのに対し、ぺイオニアは振込手数料として振込額の1%がかかる
  2. World Firstの場合、年会費が無料であるのに対し、かかるのに対し、ぺイオニアは年会費として29.95ドルかかる
  3. →現在、両行ともAmazonからの入金手数料ならびに年会費が無料です。

  4. World Firstの場合、日本への転送時の最低金額が設定されていないのに対し、ぺイオニアは最低金額500ドルを設定している(すなわち、500ドル以下は送金できない)
  5. →以前まではぺイオニアの最低金額は500ドルに設定されておりましたが、現在は50ドルと大幅修正されています

当コミュニティでお勧めしているのは「ペイオニア」

以上3点が、ぺイオニアよりもWorld firstをお勧めさせていただいている3つの理由になります。特に1.振込手数料の有無は大きいですね。Amazon輸出が軌道に乗り、月の売上が約20,000ドル(約200万円)になった場合、World firstを使用する分にはかからない費用が、ぺイオニアについては2万円の経費が毎月かかる計算になります。この差は大きいですよね。また、world firstの場合、取り扱い通貨の多さもその魅力の一つです。ゆくゆくアメリカだけでなく世界各国への輸出を視野に入れていらっしゃる方にとっては大きな利点になるのではないでしょうか?

ATMの価値について考える

主に経費面において圧倒的に有利なWorld firstですが、一方のぺイオニアにもぺイオニアのみに付帯されている「気になるサービス」が存在します。それが「ATMサービス」です。調べてみたところ、ぺイオニアに登録するとデビットカードが発行され、そのカードを使ってセブンイレブン等のコンビニにおいて、ぺイオニア口座から預金を直接引き出すことができるようです。

米国口座から日本口座へ送金後にお金を引き出す作業と比較した場合、米国口座から日本口座への転送に営業3日かかることになるのですが、その工程がそのまま省ける点は確かに魅力的です。ですが、そのサービスが売上の1%を支払うほどの価値があるサービスなのかどうか、、その答えは人によって異なるかと思いますので断言はできませんが、少なくとも、私には売上1%分の手数料がかからない方が魅力的に思えます。

World firstを使う際に注意すべきこと

1点、World firstを使う際に注意すべき点があります。それは、転送金額が1000ドル未満の場合、30ドルの手数料がかかる点です。Amazonの決済は2週間に1回行われます。よって、1週間の売上が500ドル(約5万円)以下である状態の場合、約3,000円の費用が発生してしまうことになります。Amazon輸出を開始されたばかりの方にとっては、1週間の売上金額500ドル以上はそこそこ高いハードルかもしれません。ですが、1週間5万円規模の売上では手間を払ってAmazon輸出を実施するに値する利益を獲得するのは難しく、したがって、1週間に5万円以上の売り上げは早々にクリアしなければならない設定金額になります。ですので、せっかくAmazon輸出を開始されるのであれば、この手数料30ドルに躊躇するのではなく、最初の目標金額として前向きに捉え、とにかく売上金額を向上させることに注力されることをお勧めしたいと思います。

以前まで、当ブログではWorldFirstへの登録をお勧めしておりましたが、前述のとおり両行の手数料やサービス内容に変化があり、結果、2017年11月現在においてはPayoneerへの登録をお勧めさせていただいております。

以前までは上記のとおりPayoneerについてAmazonからの入金手数料と年会費が有料だった点からWorldFirstの利用をお勧めさせていただいておりました。しかし、Payoneerがこの費用を無料化したことにより、WorldFirstを勧める理由はほとんどなくなりました。

この費用がなくなったことをきっかけに、Payoneerへの登録を行い、両行を使用してみましたが、結果、現在では当コミュニティ生へはPayoneerへの乗り換えをアナウンスさせていただいております。その理由3つをご紹介させていただきます。

国内銀行への振り込みが早い

まず、桜井的なペイオニア使用をお勧めする最大のポイントは、国内銀行への振り込みが早い点です。両行とも振込みまでの日数については数日と紹介されていますが、実際に使用してみるとペイオニアのほうが1~2日早いです。

ご存知のとおり、アメリカAmazonの決済は隔週の金曜日の午前0時(日本時間で16時)です。そこから、Amazonから各行への振込みがされるのが翌週月曜日の夜、もしくは火曜日の午前中ですが、そこから、日本口座への振込み手続きを行うと、ワールドファーストにおいては、大抵、その週の金曜日の午後に振込みが実行されます。しかし、ペイオニアに関しては早ければ水曜日の午前中に振込みが完了します。この差は非常に大きいです。

さらに、ペイオニアはAmazonからの振込みが完了した時点で登録メールアドレス宛に振込みがあった旨のメールを配信するサービスを実施しています。そのため、振込みが完了した直後に国内口座への送金手続きの実施することが可能です。

担当者の方の対応が良い

桜井がペイオニアをお勧めする2つめの理由、それは担当者の方の対応が良い点です。WorldFirstは「まさに外資系」といった空気がスタッフからひしひしと感じられ、全ての手続きが事務的に行われる印象です。一方、ペイオニアの場合、担当者の方やコールセンタースタッフの対応から日本企業のような社風が感じられ、とても心象がいいです。

為替手数料率の相談をする際も、ワールドファーストの場合は交渉の余地なしといった印象でしたが、ペイオニアの方に関しては何度も社内交渉をしていただき、結果、ワールドファースト利用時よりも!%以上低いレートを設定していただきました。

為替手数料率の相談の結果については保障できるものではありませんが、とにかくサービスの使用感については圧倒的にペイオニアに軍配が上がります

新たなサービスへの着手が積極的

最後に、デビットカードやATMカードの導入など、ペイオニアは新たなサービスへの着手を積極的に行っている点も評価すべき点です。当コミュニティー内にはAmazon輸出入の両方を行っている人が数名いらっしゃるので、例えば、輸出で発生したドル売上金を、手数料が発生しない状態で米Amazonでの仕入に利用することができたら非常に魅力的です。

現状、実現していませんが、近い将来そうしたサービスが導入されるかもしれません。その期待もこめて、ペイオニアへの移行をアナウンスしております。

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