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前回【Amazon輸出の始め方】1.リサーチにて、あなたに利益をもたらす商品のリサーチ方法をご紹介させていただきました。この1.リサーチの記事では「FBAセラーの出品ASIN→ASINを出品しているFBAセラー→FBAセラーの出品ASIN・・と数珠つなぎでASINリストを貯めていく」という最も堅実かつ合理的な探し方をご紹介することが本目的だったので、その中で実際に利益が発生するかどうかを計算するのに必要な国際送料に関する説明を割愛してしまっておりました。そこで、ここでは国際送料の計算方法と、商品をアメリカに発送する上で必要なFBA納品代行会社との契約についてお伝えしていこうと思います。

国際送料の計算方法

国際送料というのはご想像の通り、日本からアメリカに荷物を送る際にかかる送料になります。その送料の算出は「重量×送料単価」にて行われます。

「重量」

重量と記載しましたが、この「重量」はただの「重さ」ではなく、実際の重さと容積重量のうち値が大きい方が採用された結果の「重量」になります。容積重量というのは、体積の大きさにより算出される数値で「縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)×5000」という式で計算されます。扱う商品にもよりますが、一般的には容積重量の方が大きくなることがほとんどです。

「送料単価」

送料単価は各FBA納品代行会社が設定するものになるので、各会社のHPなどを見て確認する必要があります。この送料単価は、荷物の量が多くなるほど、ディスカウントが効くのが一般的です。よって、例えばある商品の「重量」が1kgだった場合、その商品にかかる国際送料は「その商品1品のみを梱包・発送する場合」と「他の商品とまとめて梱包・発送する場合」とでは後者の方が送料が安くなる訳です。したがって、多くのエクスポーターが発送する商品がある程度溜まった状態でまとめて発送するという形態をとっています。

「1回の発送あたりの標準重量は20kg」

もちろん扱う商品やエクスポーターの戦略・考え方によって1発送あたりの重量はまちまちなので、正確な平均値を提示するのは難しいのですが、一般的によく聞く重さが「20kg」です。すなわち「20kg分の仕入商品が溜まった歳、まとめて荷物を米国Amazonに発送する」というのが標準的であるということになります。先ほども申し上げた通り、たいてい商品の体積から算出する容積重量のほうが採用割合が高いので「容積重量20kg分の体積」が想定対象となります。段ボールでいうと「140サイズ」が大体容積重量20kgに相当します。

以上が国際送料の計算方法の概要になります。続いて各会社が提供するFBA納品代行サービスの選定方法をご紹介していこうと思います。FBA納品代行会社サービスはあなたの荷物をアメリカのAmazonに発送するサービスを提供するサービスになります。FBAの場合、荷物をそのまま送るだけになるので、各社サービス内容にそこまで差は生じません。よって、比較時に確認すべき対象はシンプルに料金となりそうです。

各社設定料金は異なりますが、料金を比較する上で気を付けるべきことがあります。その一覧を以下に記載しましたのでご確認ください。

  • サーチャージ費用込みか?
  • 1回あたりの配送手数料込みか?
  • 発送形態
  • 月額費用がかかるか?

発送形態について

FBA納品代行会社が提供するサービスには、荷物が日本の納品代行会社を経由する形態あなたの家から直接アメリカに荷物が送られる直納形態の2つが存在します。納品代行会社経由の場合、まずはあなたのご自宅から納品代行会社に荷物を送る必要があるので、その分の費用と時間を有することになります。

以上を加味した上で、各社の比較をされるとよいかと思います。それでは、具体的に既存の会社としまして、「黒船物流」のサービス内容と費用を確認してみましょう。以下は各会社の料金料金表のキャプション(2016年8月10日付)です。

黒船物流

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黒船物流の場合、20kgあたりの費用は9,560円と記載されております。ですが、下にサーチャージ別との記載があります。サーチャージはその時々で変動するので正確なパーセンテージは提示できませんが、大抵15%前後になります。よって、サー茶事を加味すると9,560円×1.15=10,994円、さらに黒船の場合、発送の都度発送手数料1,500円がかかるようなので、重量20kgの荷物を送る際にかかる費用は合計12,494円/20kgとなります。

また、黒船の場合、会社経由の転送になるので、黒船への送料やその時間を加味する必要がありそうです。そのあたりについてはHPに記載がされていないので直接確認されるとよいかと思います。さらに、月額費用としまして9,800円が別途かかるとのことですので、この辺りも計算に入れておくとよいでしょう。
黒船物流-そのまま転送プラン

ホリゾンタル型米国FBA直納プランのご紹介

手前味噌ではありますが弊社でもFBA直納プランをご用意しております。月額費用9,800円は黒船物流と同額、1発送あたりの配送費用は黒船物流より若干ではありますが割安となります。また、配送形態は直納を採用しておりますので、納品に1週間近くかかる黒船と比べて、発送から2~3日でアメリカのAmazonへの納品が可能となります。よろしければ、ぜひご検討いただければと思います。
詳しくは以下のページよりご確認ください。

具体例が1つだと相場がわかりにくいかと思いますので、よくその名前を聞く「アッシュマート」と「海外発送7.com」の料金表もご紹介させていただきます。(黒船や弊社と比較するとかなり割高の設定をされているようです。)

アッシュマート

FireShot Capture 31 - Ash Mart-アメリカ・イギリス・ヨーロッパから個_ - https___ashmart.com_yearcontract_japan_post.png
少し表が見にくいのですが、左側がアメリカへの送料になります。こちらはサーチャージ込で25,000円/20kgのようです(アッシュマート-アメリカ・イギリス送料

海外発送7.com

FireShot Capture 33 - ゴールド会員とは? I 海外発送なら海外発送7.com。個人輸出 専門の発送_ - http___xn--7-590bz93dypiu85a
こちらは、20kgではなく5kgと10kgを例として表記しているようです。10kgでサーチャージ込22,619円とのことです。(海外発送7.com-ゴールド会員

Amazonはインポーター不在の荷物の荷受けをしてくれない

最後に、なぜFBA納品代行会社とわざわざ契約しなければならないのか。と思われた方もいることでしょう。その理由を申し上げましょう。なぜかといいますと、Amazonがインポーターが不在の荷物の受け取りをしてくれないからです。インポーターとは海外から送られてきた荷物の荷受人という意味になりますが、荷受時に「その荷物における責任を負う責任者」という役割も発生することになります。すなわち、Amazonはエクスポーターから荷物を直接受け取る際に伴うその荷物の責任を負いたくないと考えているようで、それによってインポーターが不在の荷物の受け取りを拒否しているようです。こういった理由から、Amazonに荷物を送る際には、インポーターの設定を自身でする必要があるのです。ですが、現地でインポーターの代理人になってくれる業者を設定し、毎度そのインポーターあてに荷物を送るといった工程を踏んでいると、インポーターからAmazonへの国内送料やインポーター代行業者への費用など経費がかさんでします。よって、日本の輸出を行っている人のほとんどが、インポーターの設定業務をはじめとする発送業務のすべてを一任できるFBA納品代行会社と契約をしているのです。

以上、国際送料の計算方法と具体的にいくつかのFBA納品代行会社を挙げて比較方法をご説明させていただきました。次回はAmazonの大口取引契約の手順をご紹介していきましょう。

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